ヘタカレ王子様。



わたしも、戸唖と同じ想いだよ。




わたしは、戸唖を信じてる。








「世奈」









えっ!?








いきなり私は前に押し出された。



慌てて振り返ると、






「世奈。行ってきて」






優しい笑みを浮かべた、優衣と藍が居た





ずっと、


ずっと、




今まで私を支えてくれた親友が、






優しく見守ってくれていた








< 211 / 237 >

この作品をシェア

pagetop