若社長は俺様社長


そっか、社長だもんね。

それはすみません…だけど…

いきなり、口ふさぐから変な声出ちゃったじゃん。

「もう言わねぇ?」

そろそろ苦しいかも…

い、息が…

私は精一杯頷いた。

パッと手を離す、社長。

「はぁ、苦しかったぁ。

いきなりふさがないでくださいよ!」

もうちょっとで窒息するとこだったよ。

「手じゃなくて、口でふさいだほうが

良かった?」
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