満月の夜に私は彼に囚われる
「楓、目を覚ましたみたいだね」
「春樹、ありがとう」
彼に手伝ってもらいながら、体を起こす。
「あぁ、彼は俺の腹違いの弟。前に一度会ってるんだけど、覚えてる?」
「・・・ごめんなさい」
彼を見ると、ものすごく胸が苦しくなるのに、思い出そうとすればするほど、思い出せない。
「春樹、ありがとう」
彼に手伝ってもらいながら、体を起こす。
「あぁ、彼は俺の腹違いの弟。前に一度会ってるんだけど、覚えてる?」
「・・・ごめんなさい」
彼を見ると、ものすごく胸が苦しくなるのに、思い出そうとすればするほど、思い出せない。