LOVE ♥LOVE ♥LOVE 俺様パパが旦那さま!?~保健室での秘め事~

放課後の駐車場。

真っ赤なスポーツカーが目に
止まる。


彼女らしいか。

フッと笑ってしまう。

彼女はその笑みを、勘違い
したのか、俺を見つけて
笑顔で大きく手を振った。


俺は、一歩ずつその車に近付く。


 「おかえりなさい。和泉先生。」

 「お話しがあります。」

 「まぁとりあえずお乗りになって。
話しはそれからですは。」

 「いえ、ここで。」

 「乗って下さらないと話しなんて
聞きません。それでもよろしくて。」

 「乗ったら、聞いて下さるんですね。?」

 「ええ。」

 「失礼します。」

俺は助手席に乗りこんだ。

それを確認すると同時にエン
ジン音が響き、車はスピード
をまして校外へと走り出した。




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