LOVE ♥LOVE ♥LOVE 俺様パパが旦那さま!?~保健室での秘め事~
「約束です。話しを聞いて
いただきます。」
「ええいいわよ。」
「さっきのお話しですが、」
「さっき?」
「はい。お見合いの話しです
が・・・。」
「あれですわね。もちろん
お受けいただけますよね?」
「いえ、お断りさせていた
だきます。」
「なんですって。」
「ですから、お断りさせて
いただきます。」
「わたしを誰かわかって言っ
てられるんですね。」
「はい。」
「どうなっても構わないと。」
「仕方ないです。」
「わかりましたわ。」
「ありがとうございます。」
「わたくしと結婚されたら、
あの学校がついてくると言うの
に何が不満でしたの?」
「不満とかではありません。
俺にはもう決めた女性がいるん
です。
気持ちにお答えできなくてすい
ません。」
「そういうことでしたの。
和泉先生にそこまで想われる
相手がうらやましいですわ。」
「今回はわたくしはあきらめ
ます。和泉先生、そのお相手
とお幸せになってくださいね。」
「ありがとうございます。」
ホッとした時だった。
俺の視界に星羅が飛び込んで
きたのは。
俺に気付いただろう。
タイミングの悪さもここまで
くると笑ってしまう。
帰って早く説明してやらなければ
星羅のことだ。
きっと悪い方に考えているに
決まってる。