LOVE ♥LOVE ♥LOVE 俺様パパが旦那さま!?~保健室での秘め事~

先生に抱きかかえられて、久々の先生の腕の中にホッとすると同時に後ろめたさでいっぱいになる。

先生はビショビショのわたしを抱きかかえたまま、わたしを部屋に運んだ。

肩にかけられたバスタオル。

滴る水滴。

優しく先生が拭いてくれる。

 「風邪ひくな。着換えろ。」

そう言って先生がわたしに背を向ける。

 「部屋に戻ってるから。」

わたしから離れていく先生をわたしは背中から抱きしめた。

 「行かないで。」

だって、だってやっとふたりっきりになれたんだもん。

やっとやっと先生がわたしの所に居てくれるんだもん。

もっと一緒に居たいよ。

ずっと一緒に居たいよ。

 「先生?」

次の瞬間、わたしの体はまた先生に抱きかかえられて、そのままベットに押し倒されて・・・。

でも、あまりに突然で、ビックリして。

つっついにって思って目をギュ―って閉じたんだ。

 「バーカ。」

そう先生は言うと優しくKissしてくれる。

直樹のKissとちがって、心が温まっていく。

先生、大好きだからね。




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