LOVE ♥LOVE ♥LOVE 俺様パパが旦那さま!?~保健室での秘め事~
俺様の女
やっと、ふたりだけの落ち着いた生活が帰って来た。
直樹が荷物を全部引き払ってくれて、やっと元の我が家。
「幸せになれよ。」
直樹の手がわたしの髪の毛をグチャグチャにする。
「コラー!! バカ直樹!!!!」
最後までお節介でおじゃま虫の直樹。
先生も呆れている。
直樹を見送ったら急に家の中が広く感じて。
静まった部屋をぐるっと見渡す。
後ろからギュッと先生に抱きしめられる。
「今日から、よろしくな。」
「うん。」
「けっこう俺って我がままだからな。」
「知ってる。」
「それ以上にだよ。」
サラッと言ってしまう先生になんかね笑えたんだ。
でもね。
笑っていられたのは今だけで・・・。