LOVE ♥LOVE ♥LOVE 俺様パパが旦那さま!?~保健室での秘め事~
「真希さん!!」
「義君、毎日来てくれなくて
もいいのに。」
「いえ、星羅の事も気になっ
てると思って。」
「あの子、どうしてる?」
「大丈夫ですよ。」
「そう。ならいいけど。」
そう言ってほほ笑む真希さんに
俺は胸を締め付けられる。
俺のいる意味を再確認するんだ。
この狭い空間で。
そして俺はまた、行き詰るんだ。
まるで、ゴールのない迷路に
放りこまれたみたいに。
俺は、そのまま酒に溺れた。
ありえないくらいの酒を胃袋に
流し込んだ。
一時でいい。
忘れたかったんだ。
自分が抱えこんだ重荷を。