幼なじみに恋をして



北川君はさりげなくあたしの手首を掴むと



「走るよ?」



って笑った。






カッコイイ。。。




ちょっとキュン。






「って走るの!?」




あたしぼけってしてる場合じゃない!




北川君って意外と足速い。




「ごめん、大丈夫?」



たまに声かけてくれる北川君が優しかった。





でも、迷惑かけるわけにはいかない。



「大丈夫、走って?」





そういうともう一回走り出した。






階段下りると


高一から高二までが並んであたし達を待ってた。





走り終わると


「「おはようございます」」



って声揃えられちゃうからあたしはますますびっくり。
< 106 / 180 >

この作品をシェア

pagetop