幼なじみに恋をして
北川君はさりげなくあたしの手首を掴むと
「走るよ?」
って笑った。
カッコイイ。。。
ちょっとキュン。
「って走るの!?」
あたしぼけってしてる場合じゃない!
北川君って意外と足速い。
「ごめん、大丈夫?」
たまに声かけてくれる北川君が優しかった。
でも、迷惑かけるわけにはいかない。
「大丈夫、走って?」
そういうともう一回走り出した。
階段下りると
高一から高二までが並んであたし達を待ってた。
走り終わると
「「おはようございます」」
って声揃えられちゃうからあたしはますますびっくり。