幼なじみに恋をして
あたしの隼人君なのに。
どんどんそんな気持ちが充満していった。
隼人君に
一緒にまわろうといっても断られる。
いつもなら、まわってくれるのに・・・
去年の隼人君の学校の文化祭のときはまわってくれた。
やっぱりあの女がいるからだ。
今まで男に苦労しなかったあたしはその時はじめて壁にぶつかって
あたしはそう思った時には
もう勝手に手が動いてた。
「ねぇ、あんたさ。隼人君に仕事任せてんじゃないわよ。こんなの一人でやれば?」
チラシを隼人君から無理矢理取るとその女の手にのせた。
案の定、その女が倒れかけたその時・・・!