幼なじみに恋をして
洋side…。
はぁ、午後になっちまった。
俺は執事になりながらため息をつく。
本当にあいつ大丈夫か?
まだ店に残ってたやつに誘われて
ただ呆然とつったってた萌に不安を感じる。
あいつ、わかってないよなぁ。
自分が男からどう見えてるかなんて。
「おーい!洋大丈夫かぁ!」
突然輝樹が俺の目の前にくる。
「大丈夫じゃない」
そういうと輝樹は少し苦笑いして
「だろうな」
って言った。
小林はちゃんと逃げるすべはある程度持ってる。
でも萌は男が退散するっていう方法しか
持ってない。
だから心配なんだって。
「まぁ萌ちゃん、メイドすごい似合ってたからなぁ」