幼なじみに恋をして
「いらっしゃいませ、ご主人様!」
これで10回目。
なんかいやってもやっぱりなれない。
「はぁ…。」
あたしはちょっと外にでて着替えた教室で休憩してると…
北川君が来た。
「休憩?」
北川君はちょっと笑う。
この間の…。
思い出しただけでなんともいえなくなっちゃう。
「その…えっと…うん。」
あたしはなんかもごもごしてて気まずそうに言った。
「そっか、俺も。
ていうか、この間はごめんね」
この間って…
あのこと?
あたしは謝られると思わなくてびっくりしてた。
「俺、衝動的にしちゃってあの後考えたら、その…はじめてだったかもって」