幼なじみに恋をして
やっぱり洋は変わってない。
この人懐っこい洋があたしは好きだったんだ。
洋とお昼を食べてると
みんなが購買から戻ってきて
洋の友達が集まってきた。
「あっ洋!俺に萌ちゃん紹介して」
購買から一番に戻ってきたのは
耳にピアスがあいてて
制服のボタンが三つあいてる男の子だった。
「お前は馴れ馴れしいからだめだ」
とかなんとか言って
キャッキャッ騒ぐ洋をみて
相当仲良しみたい。
「こいつ藤木輝樹[フジキ テルキ]。
すごいうるさいけどいいやつだから」
「よろしく〜っ!」って
ピースする藤木君はいい人で好きなタイプだった。
もちろん、恋とかそういうのじゃないけど。
藤木君と洋は藍とも仲良しみたいで
購買から帰ってきた藍は
「萌かわいいよね〜」