幼なじみに恋をして



まわりの男子がそういうと
ほかの人も




「そうだよ、洋だって無事に戻ってきてよかっただろ」




みんなになだめられながらも
あたしは本当にばかなことしたと思う。







「本当、ごめんなさい」




あたしが頭さげると




「いいよ、久々の運動だし


とか

「萌ちゃんいい人すぎるんだよ」




とか




誰もあたしを攻めなかった。









みんなありがとう。











それと
知らない間に大樹はいなくなってて




手をひらひらってふるのしか見えなくなった。







大樹もありがとう。












「そうだ!ミスコンの時間!」




気づけば文化祭は終わっててあたしたちはメイドと執事のまんまミスコンを見に行った。





< 157 / 180 >

この作品をシェア

pagetop