幼なじみに恋をして
「斎藤大樹君!」
………。
うそ……。
大樹?
え、斎藤大樹っていった?
あたしは耳を疑う。
でも壇上に上がってきたのはあたしの弟
大樹だった。
「なんで…大樹?」
あたしは本当不思議だった。
この間転校したばっかりなのに…
「え?知り合い?」
藍が不思議そうに聞いてくる。
「いや…えっと、あの…弟なんだよね…」
気まずそうにいう。
あたしがそういうと藍はびっくりして
「そうなんだ!」
っていった
それは洋から藤木君にいってクラス中に広まった。
洋は
「あの、大樹かぁ…。大きくなったなぁ」
ってお父さんみたいになってる。