幼なじみに恋をして
壇上の上で笑う大樹…。
大樹はずっと笑ってて欲しい…
泣いた顔なんか
昔から誰よりも
似合わないんだから。
「……え…萌!」
へ!?
あたしはぼーっとしてて
藍の声が聞こえてなかった。
「斎藤萌さんは…休みか?」
前で校長先生が聞いてる。
「萌!早く!」
えっ?
は?
なに!?
あたしはなにごとかと思うぐらい
列からおもいっきりだされた。
「あぁいるね、壇上に上がって」
なになになに!?
あたしは訳がわかんないまま壇上にあがらされる。
あたしは校長先生の目の前にたった。