幼なじみに恋をして
みんなでスイパラを堪能してると
入ってきた女の子達が洋と輝樹を見て
「あの人激やば!超イケメンじゃん」
ってちらほら言ってた。
洋達は気にしないようにあたしとかを見てくる。
かっこい人にはかっこい人なりに大変なんだなぁ。
「なに?」
いつのまにかじろっと洋を見てたらしく
ちょっと恥ずかしかった。
「いや、モテる人もモテる人なりに大変なんだなぁって」
あたしがそういうと洋はしれっとした顔して
「あんなケバい女の子だったら萌の方が言いけどな」
どっきゅーん…
あたしのハートに矢が刺さった。
なんていうことをいってくれるんだこの人は。
うれしいのと恥ずかしいのとで俯いてしまった。