幼なじみに恋をして


「ほら、上むけよ」



いくら恥ずかしくても、洋にいわれると
あげちゃうあたしって

なんなんだろ。





ゆっくり上を向くと




「えっ…んん……」





なんか口に入った。

うわぁ…甘いよ





「ぼけっとしないで食べなさい!時間制限あるんだから」





ぽんっと頭に手がおかれてあたしは
幼い子供のように





「うん!!」




って頷いた。




よしっ食べるぞ〜〜



太ってもいいや!!




そんな気持ちでケーキを取りに行ったけど


本当は頭に手をのせられた時にあまりにも


洋がかっこよくてあそこに居づらくなったのもあったり…。





そんな時、洋が顔赤くなってたのは誰も知らない。



「萌のやつ……//////」




< 167 / 180 >

この作品をシェア

pagetop