幼なじみに恋をして
「ほら、上むけよ」
いくら恥ずかしくても、洋にいわれると
あげちゃうあたしって
なんなんだろ。
ゆっくり上を向くと
「えっ…んん……」
なんか口に入った。
うわぁ…甘いよ
「ぼけっとしないで食べなさい!時間制限あるんだから」
ぽんっと頭に手がおかれてあたしは
幼い子供のように
「うん!!」
って頷いた。
よしっ食べるぞ〜〜
太ってもいいや!!
そんな気持ちでケーキを取りに行ったけど
本当は頭に手をのせられた時にあまりにも
洋がかっこよくてあそこに居づらくなったのもあったり…。
そんな時、洋が顔赤くなってたのは誰も知らない。
「萌のやつ……//////」