幼なじみに恋をして




あのね・・・

他クラスの子も見に来てるんですけど・・・





「本当だ・・・」





藍がつぶやく。





「気づいてなかったのかよ」


藤木君が藍に喧嘩売るようなこと言ってける。



「なっ!「藍!!」」





また同じことの繰り返しじゃん。



もう、勘弁して。





「輝樹もいい加減やめろよな」




洋は自分の席からひじつきながらみてる。



「だって「藤木君!!」」




言い訳はじめたらそれもまた
喧嘩になっちゃうじゃん。


「二人とも落ち着いて」






あたしがとめると渋々二人は口をつぐむ。





「二人とも本当は仲良しなんだから・・・」






「「すいません」」



二人ともあたしに謝って

席に戻って行った。




「さっすが」




洋もそういって椅子を座りなおした。





あたしもため息をつきながら席に座った。

< 24 / 180 >

この作品をシェア

pagetop