幼なじみに恋をして
昼休み、
珍しく藍と藤木君が用事があるといって抜けだしたため
洋に屋上に行こうって誘われた。
「なんかさぁ・・・」
屋上につき壁にもたれながら
あたしはお弁当を開いた。
「藤木君は藍の事が好きなんじゃないのかな」
ってあたしがいったら洋は
「そうだよ」
って軽々しく言われた。
「そうなの!?」
あたしは卵焼きを食べながら洋を見る。
「あいつ高一から片思いなんだよなぁ」
洋によると
藤木君は高一から高三まで藍と同じクラスで
ずっと片思いらしい。
藤木君はモテるんだけど
全然藍は振り向いてくれなくて
喧嘩友達以上になれてないみたい。
藍は全く気づいてないんだって。