幼なじみに恋をして
次の日早速、
メイド服と執事の服のサンプルを美穂ちゃんたちが持ってきていた。
「これ着てみて!」
サイズごとにみんなが分かれて次々に着ていく。
「メイド服かわいーっ」
かわいいけど
はぁ・・・
あたしはため息がでる。
そういってると
「ごめん、メイド服気に入らなかった?」
ブランド服社長の一人娘美穂ちゃんが悲しそうな目であたしをみる。
あたしは焦りながら
「ううん、そんなことないよ」
と言った。
確かに美穂ちゃんのせいじゃないし
かわいいからいいと思う。
「本当に!?よかった!
これ美穂がデザインしたんだ」
えっ・・・
この辺りは遺伝なんだなぁ。
うらやましいよ。