アムルー《愛してるの言葉》

『ぢゃあこれ。てか川崎さん…いくつですか?』






私はコンロの青い火をボーッと見つめながら言った。






『俺?今年21歳になるかな。ってか川崎さんって止めろよ』







つい笑ってしまった。



だって……















『それぢゃあ4つ先輩ですね。私そんなに老けてますか?』







……






恭平は、ポカンと口を空けて
目を見開いた。





その時丁度、沸騰した。
未だに動かないので
代わりに私が火とめて
二人分のカップ麺にお湯を注ぐ







『お前……まぢか…?』





< 11 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop