アムルー《愛してるの言葉》
『ぢゃあこれ。てか川崎さん…いくつですか?』
私はコンロの青い火をボーッと見つめながら言った。
『俺?今年21歳になるかな。ってか川崎さんって止めろよ』
つい笑ってしまった。
だって……
『それぢゃあ4つ先輩ですね。私そんなに老けてますか?』
……
恭平は、ポカンと口を空けて
目を見開いた。
その時丁度、沸騰した。
未だに動かないので
代わりに私が火とめて
二人分のカップ麺にお湯を注ぐ
『お前……まぢか…?』