ウラコイ+α
「さや?二世女優の娘よ。演技下手っくそでグラビアに回した方がいいんじゃないかしら、あの子」
「そんなに…」
美貴ちゃんはため息をついた
「その子も神田狙いか…。まぁ神田君は嫌々相手してるだけよ、多分」
「多分?」
「アンタとは真逆の子でしょ。さやちゃん、きっと何か理由があんのよ、神田君にも」
話さなきゃならない理由…
「……頑張りなさいよ」
「出来るかなぁ…」
「湿気たこと言わない。」
ぱさぱさと私の頭を撫でた
頑張らないといけない
○●前編終わり
後編に続く→●○