ウラコイ+α




「れ…い…」







コンコンとドアが叩かれた





神田君は私を離して
ドアに行った




私はベットの隅に隠れた






「なんだ飯田か、」



「なんだとはなんだ、…なぁ滑りいかねぇ。ナイタースキー」





「気が向いたらいくよ。期待はするな…」



「はいはい。じゃあな」






パタンとドアが閉まり
足音は遠ざかっていった





「…おーい、田中っ。足の先見えてたぞ」



「…はあー。びっくりした」



心臓がバグバグいってる

何で普通の
顔ができるの 神田君






「…続きする気も起きないな、あいつのせいでなえたな」




神田君はベットに座りな
がらあたしの頭を撫でた







「…あたしっ、部屋に戻るから…おやすみなさい」






神田君はびっくりしたように手を引っ込めた




あたしはズカズカと
部屋から出る…








明日早起きしなくちゃ…






撮影は明後日だから
上手くならないと










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