★ブルーの彼方★
でももっと、聞きにくい質問を私はしなくちゃならない!



「木村君、あのメール……本気なの?」



 恐る恐る言った。



手に汗がにじんできた。




 怖くて、木村君の目を見ることができなくて、ただじっと、床の汚れを見つめてた。





 木村君は何て答えるんだろう……



答えをただ、待つしかなかった。



木村君がどんな表情をしているのかも気になる。
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