★ブルーの彼方★
「今は…今はごめん」
そう言うのがやっとだった。
そっと包み込むように抱きしめられた。
優しい…優しい了を感じる。
癖っ毛が湿気でカールしてる、でもそれが色っぽいと思った。
「だよね…」
耳元で聞こえる声で、顔が見えなくても気持ちが伝わってくる。
好きでいてくれたんだ…
木村君に振られちゃった…私なんかなのに…
了は家まで送ってくれて、何もなかったみたいに爽やかに去っていった。
あんなにいい人、なかなかいない!
そう言うのがやっとだった。
そっと包み込むように抱きしめられた。
優しい…優しい了を感じる。
癖っ毛が湿気でカールしてる、でもそれが色っぽいと思った。
「だよね…」
耳元で聞こえる声で、顔が見えなくても気持ちが伝わってくる。
好きでいてくれたんだ…
木村君に振られちゃった…私なんかなのに…
了は家まで送ってくれて、何もなかったみたいに爽やかに去っていった。
あんなにいい人、なかなかいない!