★ブルーの彼方★
思いがけない告白*
しばらくして、無言電話は鳴り止んだ。
夏休みもあとわずかとなり、宿題に追われつつ、バイトもこなし、ハードな毎日が続いてる。
ふと思い出すのは、木村君のことばっかりだった。
木村君、元気にしてるかな?
シャンプーの品出しをしてた時のこと。
「あの……」
ぼそっとした声が後ろからして、振り返ると……
な、な、なんと!!
木村君の彼女がいた!
相変わらず、化粧が濃い。