空に響け~僕達の生きた時~
始まりの時-僕の全てが終わる日まで-
朝…
目が覚めると太陽が眩しかった。
僕はうとうとしながら
トイレへ向かった。
点滴を持って行かないといけないのが
面倒だ…
それから(少々端折って)
10時ごろに母親がやってきた。
「羽夜斗、調子はどお?」
「まぁまぁ良いほうだよ」
とそっけなく言う。
昨日の女の子…誰だろう?
まぁいいや…
気にしたってどうしようもない
何か面白いこと無いかなぁ…
そんなことを考えてる僕…
変らぬ現実。
嗚呼…
こんな世界なら…
壊れてしまえば良いのに…