空に響け~僕達の生きた時~
「ここで話すのもなんですから…
噴水の前のベンチにでも
移動しませんか?」
と言って、彼女の返事を待たずに
ベンチに向かって歩く。
「あ、ちょっとまって」
と言いながらも着いて来る。
ベンチの前まで来た僕は
彼女に崎に座らせ、
僕はちょっと距離を置いて座った。
「あ、えっと…私の名前…
咲川雪茄(さきかわ ゆきな)
です。雪か、雪茄って呼んで」
と言われ…どう呼ぼうか考え…
結局雪茄さんって呼んだ。
「えっと…僕は
竜宮羽夜斗(たつみや はやと)
です…。」
そういった後に、
彼女が
「羽夜斗君何歳?私17」
そう聞いてきた。
めんどくさいけど一応答えた。
「同じく…17です…」
この後もこんな調子で
質問される→答える
と言う状態が10分ほど続いた。