空に響け~僕達の生きた時~
聞こえる声
「出席取るぞ。」
海淵の出席の取り方…
夜桜先生と似てるな…
とか思っていると…
「ああ、今日は竜宮
学校に来てるのか。」
まるで僕が居ない方が
良いかのように…
「新任の
海淵聊爾(りょうじ)
だ。」
と、適当な挨拶され
俺は無視した。
まぁ、それに
気付いてるかどうかは
不明だがな。
「それじゃ、
教科書開け。
38ページだ。」
みんなぺらぺらと
教科書をめくる。
めんどくさい授業だ…
嗚呼…
僕の席が
窓際の一番後ろで
よかった…
そう思っていると…