空に響け~僕達の生きた時~
「まぁ、

承知してくれたんだ。

いいじゃないか。」

とか平気な顔して言ってる

驟雨がすげえ…

「さっさと教室戻れ。

次の授業始まるぞ」

と言って、

魁と驟雨の背中を押す

夜桜先生。

「はいはい。

夜桜先生、羽夜斗頼むぜ。

「じゃ、羽夜斗の事頼みます」

こいつらは…

俺の親か!!

といって突っ込みを

入れたかったのだが…

先生に“さっさと寝ろ”

と言われたので、

ベットに入り、

寝ようとした。

-世界はひとつ

でも一つじゃない。

気にの望む世界…

あの子が望む世界…

二つの世界が

交差するとき…

籠の中の鳥は…

籠の中の鳥で

無くなる…

大空を自由に

羽ばたく鳥へと

姿を変える…-

と、また

頭の中で聞こえた。

誰の声だろう…

僕は分からないまま…

深い眠りへと

誘い込まれていった。
< 51 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop