優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
大雅はあたしをじっとみてくる。


と言うか、睨んでる。






「ハワイの大学…受験したのか?」


「……………うん」






テーブルの上に置かれてるのはあたしが推薦入試を受けたハワイにある大学の入学案内のパンフ。


先月に入試をうけて、すでに合格をしてお金も振り込んである。






「行くのか?」


「……………うん」







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