優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
結婚式
戻ってきた大雅との生活。


朝からバタバタと支度をしていたあたし。





「おい、雪穂」


「なに?」


「お前ネクタイしめれる?」


「そんなの出来るわけないでしょ?大雅出来ないの?」





ネクタイなんかしめた事ない。

高校の制服はリボンだったし。






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