優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
「やめてよ。これからは大雅の事は雪穂ちゃんにまかせるわ。あたしはダーリンの事だけを考えるからね。フフフッ」





ほんとに幸せそうに微笑むアヤさん。


あたしもいつかなんて夢見てしまう。




あたしは部屋を出て大雅もところへ行った。






「大雅」


「あ?」


「アヤさん、綺麗だったよ」


「そうか」





式が終わって、披露宴が始まった。



アヤさんのご両親とも顔見知りの大雅はあたしを紹介してくれた。






< 145 / 265 >

この作品をシェア

pagetop