優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
出発の日
出発の日。


朝から何度も大雅と抱き合った。



しばらく会えないから…その分まで埋めるかのように…。






「大雅」


「あ?」


「しるしつけて」


「はぁ?」


「キスマーク」





そんなのはすぐ消えるだろうけど。


1日でも長く大雅を感じていたい。






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