優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
こいつは何しに来たんだ?


それもいきなり抱きついてきて…。


それに指輪をはめてるし…。


期待してしまうじゃねぇか。




我慢の限界で俺は雪穂を抱きしめた。



もう一度、お前を縛り付けたい。



最低だって思われてもいいから。







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