優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
大雅の携帯が鳴れば女の子からの誘いかもしれないと疑うし。



少しでも髪が崩れてたり、自分と違う香りをつけて帰ってきたら、何してたのって疑ってる。




信じなきゃ駄目なのに、それはすごく難しくて…疑ってる事すら大雅に言えない。




こんな状態でハワイへなんか行けるわけないよね。


あの翌日、先生に言ってみたけど『もう一度考えてみなさい』って言われた。




朝方の4時くらいまで大雅の帰りを待っていたけど、いつの間にか眠ってしまっていた。





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