優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
大雅は食器を洗ってるあたしの後ろから抱きしめてきた。



もう…洗いにくいじゃない。





「ヤキモチだろ?」


「だったら何?」





ちょっとヤケクソな感じ。


自分がそんなにヤキモチ妬きだったなんて認めたくない。





「お前、ほんと俺の事好きだな」





なによ、それ?

そうだけど。





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