優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
「早く決めろ」


「そんなの嫌」


「だったら犯してやるよ」





そう言って大雅は、お墓の前なのにあたしを捕まえて乱暴にキスをした。



そのまま乱暴に扱うのかと思ったら大雅の腕で優しく包まれた。






「行ってこい……待っててやるから……」





…………………えっ?


………………大雅?






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