優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
「喜ばせるためにこの話をしてるんじゃないのよ」





…………………えっ?



そうだよね。

大雅との関係を続けたいって言ってたんだから。



……………えっ?


……………なに?





ソファーに座っていたケイコさんは床に膝をついた。






「お願いっ。大雅との関係を続けさせて。2番目でも誰かの代わりでも何でも構わない。お願い」





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