優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
「飯できたぞ」


「うん」





大丈夫。
大雅の手料理が食べれるのはあたしだけだもんね。


そうだよ。





「大雅、今日も出かけるの?」


「あ?まあな」





やっぱり、今日も行くんだよね。


自分から聞いといて、傷ついてるなんて馬鹿だよね。






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