優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
食事を済ませて暫くしたら大雅は出かけていった。



何度も何度も自分に大丈夫だって言い聞かせてるけど辛すぎる。



幸せを感じてしまった分、辛さが何倍にもなってる。


そんな事知らなかったよ…。





こんなに…胸がはちきれそうなくらい辛いなら……幸せなんか…。


幸せなんか………。





もう駄目かもしれないな…。






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