優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
壊れいく
それから大雅はあたしを見張ってるかのようにずっと家にいる。



大学もサボっているのか家から1歩も出ない日が3日も続いた。



卒業式まで登校しなくていいあたしはいいけど…。



大雅は大丈夫なのかな?





「大雅」


「あ?」


「学校行かなくて大丈夫なの?」


「さあな」





さあなって……。


もうすぐ試験だって言ってなかったっけ?






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