優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
自分が壊れていくような…壊れてしまいたいような気持ちだった。






「ねぇ、大雅」


「あ?」


「大雅は玩具が壊れたら捨てる?それとも修理する?」


「……大切なもんなら修理する」






あたしの事は修理してくれるのかな?


それとも、捨てるのかな?






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