アジュール・ウィング


「つ、翼くんっ…?」


「静かに、してください。」


あたしより身長の高い翼くんを
みあげると、顔がすごく赤くて


「勢いで、抱きしめちゃいました。」ってそんなこと言われたら
なにも反論なんて、できなくて



ちょっとの間、だけ
幸せだったんだ…





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