アジュール・ウィング



さっきあたしを呼んだ
その、少年は

息を切らしながらあたしの元へ
走ってきた


「タイム、上がってますよ!」

声を張り上げて、そう言う

放課後だというのに
なぜこんなに元気があるのか


「本当に?ありがとー。」






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