【実話】忘れられない


「理穂ちゃん愛してる。」



「あ…あたしも…。あいしてる。」



「もっと言って。」



「はぁっ、あ、あいして、る…。」



声が途切れ途切れになりながらもあたしは言った。


そして二人で果てた。



しばらく重なり合っていた。



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