わたしの場合。
思い出たち。


一緒に歩いた道も、今日からは一人で。


そう思ったら、あなたとの色んな思い出と涙が溢れる。

涙が零れるのが嫌で、
上を向いた。


でも美しく染まったオレンジの空を見て、
二人で手を繋いで見た夕焼けが甦り、涙は頬を流れる。


こんなにも、私の周りにあなたは溢れている。


そうやってあなたは、
私の手は離したくせに、
なかなか私の心だけは離してくれない。

ほんと、嫌いだ。

< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

(短編)高校野球、マウンドの上の君。

総文字数/4,404

恋愛(その他)8ページ

表紙を見る
「短編」あなたへの涙使用量。

総文字数/1,894

恋愛(その他)9ページ

表紙を見る
『超短編』授業中ですよ!?

総文字数/1,388

恋愛(その他)5ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop