ただ、君に名前を呼んで欲しかった。



そして駅までは、
二人で一緒だ。

秋山とね...


あぁ絶対にいやだぁ...


どうなってるわけ??

ってか二人で
一緒とかキモすぎるし...


ま、よく帰るけどね。


「なぁ...お前さ、堀となかいいじゃん?なんで一緒に帰んないの??」


「あっちが、アタシに
呆れて帰っちゃうから。
アタシが堀ちゃんだったら
絶対に先帰っちゃうから
別にいいんだあ笑」




「ふーん。俺と帰りたいとかじゃないの?」


自意識過剰発言きましたあ
ああああああっっっっっっ!



「なわけないだろ、」

「だよな。」

あのとき秋山が切なげに
笑っていたなんて
知らなかったよ...。



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