ただ、君に名前を呼んで欲しかった。


「あぁまた今日も塾だあ..」



「ほら、さっさと
行きなさい。」




お母さんが
アタシの背中を押す。


でも、ダルいものは
だるいじゃん。


「...行ってきまーすー」


「はーい」



また今日もいく気のない塾に
通わせられるんだ。




ちなみに、うちから塾までは
約15分位。

歩いていけとか...
本当にやめてほしい。


バスで行けば7分なのにい...



そんなことを考えていたら
塾についた。




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